「第28回日本肥満学会」(10月19~20日開催)では、様々な研究が発表されました。
その中の一つに、メタボリックシンドロームの予防にバランス食が良いというものがありました。
以下、詳細を抜粋しました。
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大正製薬は、石井直方東京大学大学院教授(広域科学専攻認知行動科学講座)、東洋新薬と共同で、難消化性デキストリンを高含有し、低糖質処方の食事代替型ダイエット食品(バランス食)によるメタボリックシンドロームの予防・改善効果を検証した。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積を是正することが根本的な対策となり、その方法として食事療法と運動療法の併用が理想的と考えられている。ただし、自己判断による食事制限は摂取すべき栄養素量の不足を来たすことがあり、健康障害が問題となっている。
大正製薬では、難消化性デキストリンを高含有し、低糖質処方の食事代替型ダイエット食品(バランス食)を食事に取り入れることによる食生活の改善が、メタボリックシンドロームに与える影響を確認することを目的として同試験を実施したという。
試験では、20名の被験者に試験ダイエット食品を1日のうち最も摂取カロリーの高い食事の代替食品として8週間摂取してもらい、内臓脂肪面積、体重、体脂肪率などの変化を測定し、影響を調べた。
その結果、CT画像解析による内臓脂肪面積、体脂肪率、および体重を中心に有意な減少が観察されたことから、内臓脂肪型肥満の改善が示されたという。とくに内臓脂肪面積においては、約30%以上の減少が認められたとのこと。
また、内臓脂肪型肥満、高血圧、高血糖、脂質代謝異常を引き起こす原因とされるインスリン抵抗性の改善もみられたことから、メタボリックシンドロームにおける諸症状の改善にもつながると考えられるとの見解を示す。
一方、医師の問診、被験者による日誌の内容を通しても、被験者の健康への影響は認められなかったという。
以上の点から、メタボリックシンドローム予備群の食生活に、難消化性デキストリンを高含有し、低糖質処方の食事代替型ダイエット食品(バランス食)を取り入れ、食習慣を改善することは、内臓脂肪型肥満を改善することにつながり、メタボリックシンドロームを予防・改善するために有効であることが検証された。
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これまではダイエットのために有効とされてきたバランス食。これからは、メタボ予防に大活躍しそうですね。